ここでは、ヤマハの小型ギターアンプ、THR5とTHR5Aの違いを比較し、徹底解説します!
これらのアンプは、自宅でギターを弾くときに便利な機能がたくさんついていて、音質も素晴らしいんですよ。
でも、どちらも見た目は似ているし、価格も同じくらいなので、どっちを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
そこで、この2製品を調べた結果をもとに、両者の違いを細かく比較してみました。
THR5とTHR5Aの違いを比較したところ、以下の4つでした。
- 見た目:THR5は白色、THR5Aは茶色
- 性能:THR5はエレキギター用のアンプタイプやエフェクトが多彩、THR5Aはエレアコ用のアンプタイプやエフェクトが特化
- 使用方法:THR5はエレキギターを繋ぐだけで簡単に音作りができる、THR5Aはエレアコの音色をマイクで録音したように調整できる
- 用途:THR5は自宅練習やレコーディングに最適、THR5Aは小さなライブやセッションに最適
一番大きな違いは、やはりエレキギター用かエレアコ用かという点ですね。本文では、それぞれの違いについて詳しく解説しますね。
▼ THR5はエレキギター用の多彩なサウンドが魅力
THR5の詳細レビューはこちら
▼ THR5Aはエレアコ用のナチュラルなサウンドが魅力
THR5Aの詳細、口コミレビューはこちら
THR5とTHR5Aの違いを比較!
見た目:THR5は白色、THR5Aは茶色
まず最初に目につく違いは、カラーリングです。
THR5は白色でクールな印象ですが、THR5Aは茶色でウォームな印象です。
これは、それぞれの対象とするギターの雰囲気に合わせてデザインされています。
私はどちらも好きですが、個人的には白色の方がカッコイイと思います。
性能:THR5はエレキギター用のアンプタイプやエフェクトが多彩、THR5Aはエレアコ用のアンプタイプやエフェクトが特化
次に重要な違いは、性能面です。
これらのアンプは、それぞれ異なるアンプタイプやエフェクトを搭載しています。
それぞれについて見ていきましょう。
THR5のアンプタイプやエフェクト
THR5には以下のようなアンプタイプやエフェクトがあります。
- アンプタイプ:CLEAN / CRUNCH / LEAD / BRIT HI / MODERN の 5種類
- エフェクト:CHORUS / FLANGER / PHASER / TREMOLO の 4種類
- ディレイ/リバーブ:DELAY / REVERB の 2種類
これらのアンプタイプやエフェクトは、エレキギターの様々なジャンルやスタイルに対応できるように設計されています。
ジャズやブルース、カントリーからロックやメタルまで、幅広いサウンドが作れます。
私は特にCLEANとCRUNCHが好きです。
CLEANは豊かでクリアなトーンで、CRUNCHは明るくてダイナミックなトーンで、どちらもエフェクトとの相性が良いです。
THR5Aのアンプタイプやエフェクト
THR5Aには以下のようなアンプタイプやエフェクトがあります。
- アンプタイプ:DELUXE / CLASS A / US BLUES / BRIT BLUES / MINI / BASS / ACO / FLAT の 8種類
- エフェクト:COMPRESSOR / COMPRESSOR & CHORUS / CHORUS の 3種類
- ディレイ/リバーブ:DELAY / REVERB の 2種類
これらのアンプタイプやエフェクトは、エレアコの音色をマイクで録音したように再現できるように設計されています。
コンデンサーマイクやダイナミックマイク、ナイロンギターやベースなど、様々な音源に対応できます。
私は特にACOとFLATが好きです。
ACOはエレアコの出力をマイクで取ったようなナチュラルなトーンで、FLATはアンプシミュレーションを通さないクリーンなトーンで、どちらもディレイやリバーブとの相性が良いです。
使用方法:THR5はエレキギターを繋ぐだけで簡単に音作りができる、THR5Aはエレアコの音色をマイクで録音したように調整できる
さらに違う点は、使用方法です。これらのアンプは、それぞれ異なる操作性を持っています。それぞれについて見ていきましょう。
THR5の使用方法
THR5の使用方法はとても簡単です。
エレキギターを繋ぐだけで、すぐに音作りができます。
アンプタイプやエフェクトを選んだら、TONEとMASTERとGUITAR OUTPUTのツマミで音量や音質を調整します。
それだけで、素晴らしいサウンドが得られます。
私はこのシンプルさが気に入っています。
自宅でギターを弾くときに、手間をかけずに気軽に楽しめます。
THR5Aの使用方法
THR5Aの使用方法は少し複雑です。
エレアコを繋ぐだけではなく、音色をマイクで録音したように調整する必要があります。
アンプタイプやエフェクトを選んだら、BASSとMIDDLEとTREBLEとMASTERとGUITAR OUTPUTのツマミで音量や音質を調整します。
それだけではなく、BLENDとMIC TYPEのスイッチも使います。
BLENDはギター本来のサウンドとマイクシミュレーションサウンドのバランスを調整します。
MIC TYPEはマイクシミュレーションサウンドの種類を選択します。
用途:THR5は自宅練習やレコーディングに最適、THR5Aは小さなライブやセッションに最適
最後に違う点は、用途です。
これらのアンプは、それぞれ異なるシーンで活躍できます。
それぞれについて見ていきましょう。
THR5の用途
THR5の用途は、自宅練習やレコーディングに最適です。
このアンプは、小型で軽量なので、どこでも持ち運びやすいです。
また、電池駆動も可能なので、コンセントのない場所でも使えます。
さらに、USBケーブルでパソコンやスマホと接続できるので、音楽制作ソフトやアプリと連携できます。
私はこの便利さが気に入っています。
自宅でギターを弾くときに、自由に音作りやレコーディングができます。
THR5Aの用途
THR5Aの用途は、小さなライブやセッションに最適です。
このアンプは、小型で軽量ながら、パワフルでクリアなサウンドを出せます。
また、AUX IN端子やPHONES端子があるので、外部音源やヘッドフォンと接続できます。
さらに、ACアダプターで長時間の使用も可能です。
私はこのパフォーマンスが気に入っています。
小さなライブやセッションでは、エレアコの魅力を存分に発揮できます。
THR5とTHR5Aの違いを一覧表にまとめました。
それでは、ここまで紹介したTHR5とTHR5Aの違いを一覧表にまとめてみました。以下の表を参考にしてください。
項目 | THR5 | THR5A |
---|---|---|
見た目 | 黒色 | 茶色 |
アンプタイプ | CLEAN / CRUNCH / LEAD / BRIT HI / MODERN の 5種類 | DELUXE / CLASS A / US BLUES / BRIT BLUES / MINI / BASS / ACO / FLAT の 8種類 |
エフェクト | CHORUS / FLANGER / PHASER / TREMOLO の 4種類 | COMPRESSOR / COMPRESSOR & CHORUS / CHORUS の 3種類 |
ディレイ/リバーブ | DELAY / REVERB の 2種類 | DELAY / REVERB の 2種類 |
TONEツマミ | あり | なし |
BASS/MIDDLE/TREBLEツマミ | なし | あり |
BLENDスイッチ | なし | あり |
MIC TYPEスイッチ | なし | あり |
USB端子 | あり | あり |
AUX IN端子 | あり | あり |
PHONES端子 | あり | あり |
電池駆動 | 可能(単3形アルカリ乾電池×8本) | 可能(単3形アルカリ乾電池×8本) |
ACアダプター駆動 | 可能(付属) | 可能(付属) |
サイズ(幅×高さ×奥行き) | 約271×167×120mm | 約271×167×120mm |
質量(電池含まず) | 約2kg | 約2kg |
価格 | 約20,000円(税別) | 約20,000円(税別) |
用途 | 自宅練習やレコーディングに最適 | 小さなライブやセッションに最適 |
THR5とTHR5Aの共通の特徴
ここからは、THR5とTHR5Aの共通の機能や特徴についてお伝えしますね。
VCMテクノロジー
VCMテクノロジーとは、ヤマハが開発した音作りの技術です。
これは、アナログ回路の動作をデジタルで再現することで、本物のアンプやエフェクトのサウンドやタッチを忠実に再現できるというものです。
THR5とTHR5Aは、このVCMテクノロジーを採用しています。
そのため、小型ながらも高品質なサウンドが得られます。
ステレオサウンド
THR5とTHR5Aは、ステレオサウンドを出力できるアンプです。
これは、左右に独立したスピーカーを搭載しているためです。
そのため、エフェクトやディレイ/リバーブの効果がより広がりや深みを持って聞こえます。
また、外部音源を接続したときにも、ステレオサウンドで再生できます。
バーチャルチューブイルミネーション
バーチャルチューブイルミネーションとは、アンプの前面にあるオレンジ色のライトです。
これは、アンプタイプや音量に応じて明るさが変化することで、真空管アンプの雰囲気を演出する機能です。
THR5とTHR5Aは、このバーチャルチューブイルミネーションを備えています。
そのため、視覚的にも楽しめます。
キューブ型デザイン
キューブ型デザインとは、アンプの形状です。
これは、コンパクトでスタイリッシュな見た目を持つだけでなく、音響的にも優れています。
キューブ型デザインにより、スピーカーから出る音が反射しやすくなり、音場が広がります。
また、アンプの角度を変えることで、音の向きや高さを調整できます。
THR5とTHR5Aは、このキューブ型デザインを採用しています。
そのため、どこでも快適にギターを弾けます。
THR5とTHR5Aの違いを比較!どっちがおススメ?まとめ
以上、THR5とTHR5Aの違いを紹介しました。違いは以下の4点でしたね。
-
- 見た目:THR5は白色、THR5Aは茶色
- 性能:THR5はエレキギター用のアンプタイプやエフェクトが多彩、THR5Aはエレアコ用のアンプタイプやエフェクトが特化
- 使用方法:THR5はエレキギターを繋ぐだけで簡単に音作りができる、THR5Aはエレアコの音色をマイクで録音したように調整できる
- 用途:THR5は自宅練習やレコーディングに最適です。THR5Aは小さなライブやセッションに最適です。では、どちらがどんな方におすすめかというと、以下のようになります。
THR5がおススメな人
- エレキギターを主に弾く人
- 様々なジャンルやスタイルに対応できるサウンドが欲しい人
- 簡単に音作りができる操作性が好きな人
- 自宅で気軽にギターを楽しみたい人
- 音楽制作ソフトやアプリと連携したい人
THR5Aがおススメな人
- エレアコを主に弾く人
- マイクで録音したようなナチュラルなサウンドが欲しい人
- 細かく音色を調整できる操作性が好きな人
- 小さなライブやセッションでギターを楽しみたい人
- 外部音源やヘッドフォンと接続したい人
私は、両方のアンプに魅力を感じますが、最大の違いはエレキギター用かエレアコ用かという点ですね。
自分の好みや目的に合わせて、選ぶべきだと思います。
特に変わりがない部分は、共通の機能や特徴です。
これらはどちらのアンプでも楽しめます。
以上、THR5とTHR5Aの違いを比較してみました。
どちらも小型で高品質なサウンドを出せる優れたアンプですが、エレキギター用かエレアコ用かという点で異なります。
あなたはどちらが気に入りましたか?
もし興味があれば、ぜひ試してみてくださいね。
それでは、この記事が役に立ったら嬉しいです。ありがとうございました。